アーロンチェア リマスタード ポスチャーフィットSLフル装備 Bサイズ グラファイトフレーム グラファイトベース BBキャスター [AER1B23DW ALP G1 G1 G1 BB BK 23103]|vanilla
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「仕事用の椅子」。こう言われて皆さんは、どんな椅子を思い浮かべますか? 私はvanilla入社当時からアーロンチェアで仕事をしていたことで、仕事用の椅子=アーロンチェアでイメージが刷り込まれています。今考えるとインテリア業界の右も左も分からない新人がアーロンチェアで仕事ができるなんて、とても幸運だったように思います。デザイナー・設計士・音楽プロデューサー・漫画家といった各業界のプロフェッショナルが使う椅子を最初から使えるんです、自分まで格好良くなった気がしました。
そして約10年、たくさんの方がアーロンチェアオーナーになるお手伝いをする中で、それは自分だけの感覚ではないと思うようになりました。もしかするとシャネルやコーチ、ロレックスやオメガなどのブランド品を身につける感覚にも近いのではないでしょうか。 買って終わりじゃない。「この椅子を持っていて、この椅子で仕事をしている」というステータスと充実感。それがモチベーションに繋がり、自分が思う以上の結果を生み出すしているのかもしれません。
アーロンチェアはデスクワーカーにとっての「憧れの椅子」「最高のワークチェア」であり、これはもはや「アーロンチェア」という、ひとつのブランドになっているんだと言っても過言ではないでしょう。
アーロンチェアを製造するハーマンミラー社の人間工学では「快適さとは不快ではない状態のこと」と定義しています。体型や使うシーンに合わせて細かく調整できる機能に加え、腰にかかる負担を軽減させるだけでなく熱をこもらせない張り地を持つアーロンチェアは、まさに「快適さ」を体現した椅子とも言えるでしょう。
ただし、ここでいう快適さとは仕事をする時のこと。 アーロンチェアの背もたれはハイバックでなく、ヘッドレストもありません。確かにヘッドレストに頭を預けるのは気持ちが良いと思います。しかしアーロンチェアはワークチェア、仕事をするための椅子なんです。仕事をする時の姿勢と休む時の姿勢は全くの別物。集中力を高める椅子が安らげる椅子とイコールにはなりません。
それを踏まえると、いかに快適に“仕事”をするかで考えた時のアーロンチェアの右に出る物はいません。快適と集中させる究極の椅子、それがアーロンチェアなんだと私は思います。
1998年郡山市で開業、化粧品メーカーを経て独立、インテリア業界に殴り込み!・・・・なんて大それた思いでは無く、細々とわずか7坪でスタートしたローカルショップ。名前はVANILLA、これは直感で決めました。 こんなんで大丈夫?と周りからは心配の声もありましたが、前職で培った自分の人間力をだけを信じまっしぐら!この頃は右往左往の毎日でした。当時のコンセプトは自分流。好きなデザインをセレクトしてたらイームズのシェルチェアが自分のど真ん中に入り込み、いつしかVANILLAのコンセプトデザインに。開業して間もない頃から取り扱いを始め、ここからハーマンミラーとの長い付き合いになったのです。
1998年 VANILLA 1号店
代表田中 当時33歳
その頃ハーマンミラーの主力アイテムと言えばアーロンチェア。イームズシェルチェアなどクラシックなデザインが好きだった私はメカチックで前衛的なこの椅子は何かと敬遠がちで、当時のVANILLAはハーマンミラーの取扱店の中でも少し異色な存在でした。しかしハーマンミラーの歴史に触れて行くにつれてどんどんと引き込まれ「よしっ!アーロンチェアを日本一売る店になってやる」そう心に決めたのがきっかけで、店舗近くにアーロンチェア専門オフィスを作り、まずは僕らが真のユーザーにならねばと考えました。
アーロンチェア専門のオフィス
ガラス越しにカメラを構え大満足
とは言いつつも、高価で本来僕らにとっては高嶺の花。社長的にはできるだけ経費は抑えたくあり、本心では「こんな椅子は贅沢、贅沢」なんて思っていたりと、私もしがない経営者の一人でした。それでもこのオフィスを作ろうと思ったのは、今思うとそれだけアーロンチェアに何かを感じていたからかもしれません。
それからはアーロンチェアを無料で差し上げる条件にレポートを書いてもらったり、導入事例を紹介したり、とことん使い勝手をブログに書いたり...極端な話、アーロンチェアを考えない日は無いくらい私達は毎日探求し続けてきました。たくさんの方に買ってもらうと、それに比例しクレームをいただく機会も増えますが、その時僕らにできることは一件一件真摯に答えていく。販売前と後の丁寧な説明は僕らの武器であり、お客様からの要望はできる限り応える。そうするとメーカーから煙たがれる事もありますが、これを怠ると結局は幸せの使者にはなれないと思って今までやってきました。
そんな日々を過ごし、私もアーロンチェア歴10数年になった時。100kg近い巨漢の僕でもちゃんと支えてくれる、苦楽を共にしたこの同士は人生のパートナーとして十分な存在となっていました。
座る道具でありながら精神的な欲求も満たしてくれる。アーロンチェアは身体を支えるだけでなく、心も支えてくれる椅子なんだと私は思います。
1994年にアーロンチェアが発表された時、それまでの革張りであったり木やクッションを用いて作られた椅子とはまったく違う、メッシュを座面に用いたそのデザインが大きな反響、そして衝撃を与え、「座り方」の概念を変えただけではなく、チェアの在り方についての人々の考え方をも変えました。 しかしそれから20年以上の月日が経ち、人々の生活はたくさんの変化を迎えました。 デザインとは進化するもの。 アーロンチェアも変化、進化を迎える時が訪れたのです。
左:現行、右:アーロンチェア リマスタード
アーロンチェアの生みの親である故ビル・スタンフ
アーロンチェアのラフスケッチ
世界で最も愛されているワークチェアを進化させるべく、ハーマンミラーはビルスタンフと共にアーロンチェアを作り上げたドン・チャドウィックに依頼をしました。 彼は、オリジナルのアーロンチェアの設計基準を現代の仕事とテクノロジーを考え合わせながら見直しました。
より強く洗練されたマテリアル、より操作性が良くなった調節機能、新しいフィニッシュオプション、そしてより健康的かつ、より快適な座り心地を備えることとなりました。 新型アーロンチェアとして、リメイクまたは再設計されたのではなく、リマスターされたのです。
これを見れば、アーロンチェア すべてがわかる
アーロンチェア リマスタードはどんな所が新しくなったのか、徹底比較。
0120-748-098
E-mail:support-fvc@nonversus.jp
新型のアーロンチェア リマスタードに使われる張り地は500回ものデザインを練り直した末に完成した新しい張り地「8Z(エイトズィー)ペリクル」。 8Zペリクルはテンションを横方向に背中を4つ、座面を4つの計8つのゾーン(zone)に横割りされ、負荷がかかる場所に合わせて張り地の強度が変えられています。体圧を部位によって調整し、座った際の安定性や姿勢の矯正力が向上し、快適さと人間工学的なサポートを最も必要とする場所へもたらします。
最も柔らかいゾーンはソフトゾーンと呼ばれ、背もたれでは肩甲骨周りの筋肉の動きを阻害しないように、座面では骨盤が沈み込むような張りの強さに設定されています。 柔らかいゾーンはスタビライズゾーンと呼ばれ、ソフトゾーンより一段テンションが強く、背もたれでは腰を包み込んで安定させ、座面ではソフトゾーンで骨盤が沈み込むため、座面奥に向かって傾斜が付き、座ったときに安定します。最も硬い部分は、背もたれでは骨盤を押し出し仙骨をサポート、以前はバナナ型のクッションを先端下に配していた座面は先端の張りを硬くすることで、部材を減らしよりスマートに。 今回の新型アーロンチェア リマスタードから張り地パターンは各フレームカラーに合わせた専用のものが当てられています。
理想的な背骨のS字カーブを描かせるポスチャーフィットはサポート部位が仙骨(SACRUM)と腰椎(Lumber)の2箇所に増えたポスチャーフィットSLに進化しました。ポスチャーフィット本体下部にあるダイヤルを左右どちらからでも回すとテンションが変更されます。 人体の骨盤(仙骨)と背骨のつながった部分は固定されており、骨盤の角度によって背骨のカーブが決まります。 言い換えれば、骨盤の角度を正しく固定することによって、背骨の正しいカーブが保たれ、無理のない姿勢が保てることになります。 新型アーロンチェア リマスタードは腰部を幅広くサポートして、健康的な立った姿勢と同じような状態を再現します。
1.シート上下昇降 上げるときはシートに体重をかけずに、下げる時はシートに体重をかけて、座面右側のつまみを引き上げます。
2.リクライニングの硬さ調整 座面右側下方にあるノブを前方向(+)に回すとリクライニングが硬くなり、後ろ方向(-)へ回すと柔らかくなります。
3.リクライニングの範囲指定 背もたれが倒れるこむ範囲を制限する機能です。リクライニングを全くさせないことも可能。前傾チルト機能で前傾させた状態を固定することもできます。
4.前傾チルト 背もたれを通常よりも5°前傾させる機能です。背もたれに寄りかかった状態でリクライニング範囲指定と同じノブの外側のつまみを前方に回すことでON/OFFが切り替えられます。 前かがみになることで集中することができます。
5.アームの高さ調整 体型やデスクの高さに合わせて調整し、肘を置いた状態でデスクワークをすることで肩こりを予防することができます。アームパッドに腕を乗せた際、肘の角度が90度になる高さに設定してください。
6.アームパッドの角度調整 どんな作業をするかによってアームの角度を水平方向に8段階で変更することができ、肘を常に安定させることができます。
7.アームパッドの前後移動 今回のアーロンチェアからアームパッドを前後方向にも動かせるように。自分の理想的な位置に設定できます。
8.ポスチャーフィットSL 背骨を立っている時と同じ理想的なS字を描かせる腰部のサポート機能。パッドの側面にあるダイヤルをプラス方向に回すことでより押し込みが強くなります。
1936年アメリカ、カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学で工業デザインを学び、在学中は他の学生たちとは異なり、チャドウィックは家具に注意を向けていました。そして大学でチャールズ&レイ・イームズの講義を聴いた後、『家具は、デザイナーに、たとえインダストリアルデザイナーであっても、素材を新しい革新的な方法で使うことによって、人びとの暮らしに「真の違い」を作り出すチャンスを与えてくれる』と確信しました。 そして1974年「チャドウィック・モジュラー・シーティング」を発表。商業デザイナー協会コンクールで1位に選ばれ、以降も様々な作品を発表、受賞歴を重ねていきます。
アーロンチェアには、端から中間というデザインアプローチを基に、できる限り広範囲な体型のニーズを満たすため3種類のサイズが用意されました。 エクスクルーシブ(特定の人)ではなくインクルーシブ(すべての人)に。 このインクルーシブな考えはアーロンチェアのDNAの不可欠な要素となり、新しいアーロンチェアにもしっかりと受け継がれています。
女性 身長:150cm
コメント Bサイズは背もたれに収まる感覚は良いですが、座面が膝裏に当たってしまったり、操作レバーが遠く感じたりと、オーバーサイズ感は否めませんでした。 私の身長、体型だと間違いなくAサイズが適正ですね。
男性 身長:175cm 体重:65kg
コメント 私の体格だとAサイズは全体的に狭く感じましたが、Bサイズは幅や背もたれにも窮屈さを感じず、快適に座る事ができました。 適合表上はA、Bどちらも選べる体型ですが、私は断然Bサイズを選びます。
男性 身長:179cm 体重:60kg
コメント Aサイズは背もたれの上端が肩甲骨に当たってしまいました。 体重で言えばAサイズも適合範囲ではありますが、リクライニングの柔らかさは調整が可能なので、私は身長基準でBサイズを選びますね。
男性 身長:176cm 体重:70kg
コメント Aサイズは全く合わない訳ではないですが、全体的に窮屈に感じますね。 座面が数センチBサイズに比べて狭いだけですが、幅に余裕がなく感じてしまうので、ゆったり座れるBサイズのほうを私は選びます。
男性 身長:171cm 体重:56kg
コメント 私の体格はA・Bどちらのサイズも適正範囲に収まっています。 Aサイズの幅も悪くありませんが背もたれのフレームが肩甲骨に当たってしまうため、どちらか選ぶなら間違いなくBサイズを選びますね。
男性 身長:186cm 体重:94kg
コメント Bサイズでは体がはみ出て肩甲骨が背もたれに収まらない。普段猫背になりがちだから、背骨がS字を描くようなイメージで座った時Cサイズは背もたれが高いからそのイメージ通りに座れます。
新しいアーロンチェアは再生材料39%、再生可能材料を最大91%使用しています。 アーロンチェアは1994年の発表時に持続可能性の新たな基準を設けました。 そして今回のアップデートでは、チェアの重量を約1.3キロ減らし、室内空間における化学物質の排出量が最小限であるかをテストする米国環境基準「グリーンガード」のゴールド認定を取得して、さらに一歩前進しました。
1:バンドをカットし上部のフタ状になった段ボールを取外します。 2:側面を持ち真上に上げますとアーロンチェア リマスタードが姿を現します。 3:アーロンチェア リマスタードの高さを一番低い状態にしてから座面(写真の赤丸部分)をしっかりと握ります。 4:約20kgの重量がありますので、膝を曲げ腰を落とし脚の力でゆっくりと持ち上げてください。 ※写真は初期モデルのアーロンチェアです。
商品スペック・納期
商品番号 HEM-9078-b
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205,700円(税込)
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[ 送料込 ]
ワークチェアの常識を変えた名作、アーロンチェアが誕生してから23年。世界で最も愛されているワークチェアを進化させるべく、ハーマンミラーはビルスタンフと共にアーロンチェアを作り上げたドン・チャドウィックに依頼をし、彼はオリジナルのアーロンチェアの設計基準を現代の仕事とテクノロジーを考え合わせながら見直しました。 より強く洗練されたマテリアル、より操作性が良くなった調節機能、新しいフィニッシュオプション、そしてより 健康的かつ、より快適な座り心地を備えることとなりました。 アーロンチェア リマスタードは新たなアーロンチェアとして、リメイクまたは再設計されたのではなく、リマスターされたのです。
カートボタンまで
スクロール
アーロンチェアを使うということ
「仕事用の椅子」。こう言われて皆さんは、どんな椅子を思い浮かべますか?
私はvanilla入社当時からアーロンチェアで仕事をしていたことで、仕事用の椅子=アーロンチェアでイメージが刷り込まれています。今考えるとインテリア業界の右も左も分からない新人がアーロンチェアで仕事ができるなんて、とても幸運だったように思います。デザイナー・設計士・音楽プロデューサー・漫画家といった各業界のプロフェッショナルが使う椅子を最初から使えるんです、自分まで格好良くなった気がしました。
そして約10年、たくさんの方がアーロンチェアオーナーになるお手伝いをする中で、それは自分だけの感覚ではないと思うようになりました。もしかするとシャネルやコーチ、ロレックスやオメガなどのブランド品を身につける感覚にも近いのではないでしょうか。
買って終わりじゃない。「この椅子を持っていて、この椅子で仕事をしている」というステータスと充実感。それがモチベーションに繋がり、自分が思う以上の結果を生み出すしているのかもしれません。
アーロンチェアはデスクワーカーにとっての「憧れの椅子」「最高のワークチェア」であり、これはもはや「アーロンチェア」という、ひとつのブランドになっているんだと言っても過言ではないでしょう。
快適と集中を求めた究極のデザイン
アーロンチェアを製造するハーマンミラー社の人間工学では「快適さとは不快ではない状態のこと」と定義しています。体型や使うシーンに合わせて細かく調整できる機能に加え、腰にかかる負担を軽減させるだけでなく熱をこもらせない張り地を持つアーロンチェアは、まさに「快適さ」を体現した椅子とも言えるでしょう。
ただし、ここでいう快適さとは仕事をする時のこと。
アーロンチェアの背もたれはハイバックでなく、ヘッドレストもありません。確かにヘッドレストに頭を預けるのは気持ちが良いと思います。しかしアーロンチェアはワークチェア、仕事をするための椅子なんです。仕事をする時の姿勢と休む時の姿勢は全くの別物。集中力を高める椅子が安らげる椅子とイコールにはなりません。
それを踏まえると、いかに快適に“仕事”をするかで考えた時のアーロンチェアの右に出る物はいません。快適と集中させる究極の椅子、それがアーロンチェアなんだと私は思います。
アーロンチェアという
憧れの椅子を使うということ
〜 vanilla代表 田中が語る魅力とは 〜
1998年郡山市で開業、化粧品メーカーを経て独立、インテリア業界に殴り込み!・・・・なんて大それた思いでは無く、細々とわずか7坪でスタートしたローカルショップ。名前はVANILLA、これは直感で決めました。
こんなんで大丈夫?と周りからは心配の声もありましたが、前職で培った自分の人間力をだけを信じまっしぐら!この頃は右往左往の毎日でした。当時のコンセプトは自分流。好きなデザインをセレクトしてたらイームズのシェルチェアが自分のど真ん中に入り込み、いつしかVANILLAのコンセプトデザインに。開業して間もない頃から取り扱いを始め、ここからハーマンミラーとの長い付き合いになったのです。
1998年 VANILLA 1号店
代表田中 当時33歳
その頃ハーマンミラーの主力アイテムと言えばアーロンチェア。イームズシェルチェアなどクラシックなデザインが好きだった私はメカチックで前衛的なこの椅子は何かと敬遠がちで、当時のVANILLAはハーマンミラーの取扱店の中でも少し異色な存在でした。しかしハーマンミラーの歴史に触れて行くにつれてどんどんと引き込まれ「よしっ!アーロンチェアを日本一売る店になってやる」そう心に決めたのがきっかけで、店舗近くにアーロンチェア専門オフィスを作り、まずは僕らが真のユーザーにならねばと考えました。
アーロンチェア専門のオフィス
ガラス越しにカメラを構え大満足
とは言いつつも、高価で本来僕らにとっては高嶺の花。社長的にはできるだけ経費は抑えたくあり、本心では「こんな椅子は贅沢、贅沢」なんて思っていたりと、私もしがない経営者の一人でした。それでもこのオフィスを作ろうと思ったのは、今思うとそれだけアーロンチェアに何かを感じていたからかもしれません。
それからはアーロンチェアを無料で差し上げる条件にレポートを書いてもらったり、導入事例を紹介したり、とことん使い勝手をブログに書いたり...極端な話、アーロンチェアを考えない日は無いくらい私達は毎日探求し続けてきました。たくさんの方に買ってもらうと、それに比例しクレームをいただく機会も増えますが、その時僕らにできることは一件一件真摯に答えていく。販売前と後の丁寧な説明は僕らの武器であり、お客様からの要望はできる限り応える。そうするとメーカーから煙たがれる事もありますが、これを怠ると結局は幸せの使者にはなれないと思って今までやってきました。
そんな日々を過ごし、私もアーロンチェア歴10数年になった時。100kg近い巨漢の僕でもちゃんと支えてくれる、苦楽を共にしたこの同士は人生のパートナーとして十分な存在となっていました。
座る道具でありながら精神的な欲求も満たしてくれる。アーロンチェアは身体を支えるだけでなく、心も支えてくれる椅子なんだと私は思います。
そのバトンはリマスタードへ
1994年にアーロンチェアが発表された時、それまでの革張りであったり木やクッションを用いて作られた椅子とはまったく違う、メッシュを座面に用いたそのデザインが大きな反響、そして衝撃を与え、「座り方」の概念を変えただけではなく、チェアの在り方についての人々の考え方をも変えました。
しかしそれから20年以上の月日が経ち、人々の生活はたくさんの変化を迎えました。
デザインとは進化するもの。
アーロンチェアも変化、進化を迎える時が訪れたのです。
左:現行、右:アーロンチェア リマスタード
アーロンチェアの生みの親である故ビル・スタンフ
アーロンチェアのラフスケッチ
世界で最も愛されているワークチェアを進化させるべく、ハーマンミラーはビルスタンフと共にアーロンチェアを作り上げたドン・チャドウィックに依頼をしました。
彼は、オリジナルのアーロンチェアの設計基準を現代の仕事とテクノロジーを考え合わせながら見直しました。
より強く洗練されたマテリアル、より操作性が良くなった調節機能、新しいフィニッシュオプション、そしてより健康的かつ、より快適な座り心地を備えることとなりました。
新型アーロンチェアとして、リメイクまたは再設計されたのではなく、リマスターされたのです。
アーロンチェア リマスタードはどんな所が新しくなったのか、徹底比較。
アーロンチェアの保証について
商品に関する疑問や、ご質問などもお気軽にお問い合わせください。
E-mail:support-fvc@nonversus.jp
進化した人間工学的サポート
新型のアーロンチェア リマスタードに使われる張り地は500回ものデザインを練り直した末に完成した新しい張り地「8Z(エイトズィー)ペリクル」。
8Zペリクルはテンションを横方向に背中を4つ、座面を4つの計8つのゾーン(zone)に横割りされ、負荷がかかる場所に合わせて張り地の強度が変えられています。体圧を部位によって調整し、座った際の安定性や姿勢の矯正力が向上し、快適さと人間工学的なサポートを最も必要とする場所へもたらします。
最も柔らかいゾーンはソフトゾーンと呼ばれ、背もたれでは肩甲骨周りの筋肉の動きを阻害しないように、座面では骨盤が沈み込むような張りの強さに設定されています。
柔らかいゾーンはスタビライズゾーンと呼ばれ、ソフトゾーンより一段テンションが強く、背もたれでは腰を包み込んで安定させ、座面ではソフトゾーンで骨盤が沈み込むため、座面奥に向かって傾斜が付き、座ったときに安定します。最も硬い部分は、背もたれでは骨盤を押し出し仙骨をサポート、以前はバナナ型のクッションを先端下に配していた座面は先端の張りを硬くすることで、部材を減らしよりスマートに。
今回の新型アーロンチェア リマスタードから張り地パターンは各フレームカラーに合わせた専用のものが当てられています。
理想的な背骨のS字カーブを描かせるポスチャーフィットはサポート部位が仙骨(SACRUM)と腰椎(Lumber)の2箇所に増えたポスチャーフィットSLに進化しました。ポスチャーフィット本体下部にあるダイヤルを左右どちらからでも回すとテンションが変更されます。
人体の骨盤(仙骨)と背骨のつながった部分は固定されており、骨盤の角度によって背骨のカーブが決まります。
言い換えれば、骨盤の角度を正しく固定することによって、背骨の正しいカーブが保たれ、無理のない姿勢が保てることになります。
新型アーロンチェア リマスタードは腰部を幅広くサポートして、健康的な立った姿勢と同じような状態を再現します。
アーロンチェアの調整の仕方
アーロンチェアの機能一覧
1.シート上下昇降
上げるときはシートに体重をかけずに、下げる時はシートに体重をかけて、座面右側のつまみを引き上げます。
2.リクライニングの硬さ調整
座面右側下方にあるノブを前方向(+)に回すとリクライニングが硬くなり、後ろ方向(-)へ回すと柔らかくなります。
3.リクライニングの範囲指定
背もたれが倒れるこむ範囲を制限する機能です。リクライニングを全くさせないことも可能。前傾チルト機能で前傾させた状態を固定することもできます。
4.前傾チルト
背もたれを通常よりも5°前傾させる機能です。背もたれに寄りかかった状態でリクライニング範囲指定と同じノブの外側のつまみを前方に回すことでON/OFFが切り替えられます。
前かがみになることで集中することができます。
5.アームの高さ調整
体型やデスクの高さに合わせて調整し、肘を置いた状態でデスクワークをすることで肩こりを予防することができます。アームパッドに腕を乗せた際、肘の角度が90度になる高さに設定してください。
6.アームパッドの角度調整
どんな作業をするかによってアームの角度を水平方向に8段階で変更することができ、肘を常に安定させることができます。
7.アームパッドの前後移動
今回のアーロンチェアからアームパッドを前後方向にも動かせるように。自分の理想的な位置に設定できます。
8.ポスチャーフィットSL
背骨を立っている時と同じ理想的なS字を描かせる腰部のサポート機能。パッドの側面にあるダイヤルをプラス方向に回すことでより押し込みが強くなります。
デザイナー:ドン・チャドウィック
1936年アメリカ、カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学で工業デザインを学び、在学中は他の学生たちとは異なり、チャドウィックは家具に注意を向けていました。そして大学でチャールズ&レイ・イームズの講義を聴いた後、『家具は、デザイナーに、たとえインダストリアルデザイナーであっても、素材を新しい革新的な方法で使うことによって、人びとの暮らしに「真の違い」を作り出すチャンスを与えてくれる』と確信しました。
そして1974年「チャドウィック・モジュラー・シーティング」を発表。商業デザイナー協会コンクールで1位に選ばれ、以降も様々な作品を発表、受賞歴を重ねていきます。
サイズ展開
A, B, Cサイズで快適なチェアライフを
アーロンチェアには、端から中間というデザインアプローチを基に、できる限り広範囲な体型のニーズを満たすため3種類のサイズが用意されました。
エクスクルーシブ(特定の人)ではなくインクルーシブ(すべての人)に。
このインクルーシブな考えはアーロンチェアのDNAの不可欠な要素となり、新しいアーロンチェアにもしっかりと受け継がれています。
モデルによるフィッティングの違い
身長:150cm
コメント
Bサイズは背もたれに収まる感覚は良いですが、座面が膝裏に当たってしまったり、操作レバーが遠く感じたりと、オーバーサイズ感は否めませんでした。
私の身長、体型だと間違いなくAサイズが適正ですね。
身長:175cm
体重:65kg
コメント
私の体格だとAサイズは全体的に狭く感じましたが、Bサイズは幅や背もたれにも窮屈さを感じず、快適に座る事ができました。
適合表上はA、Bどちらも選べる体型ですが、私は断然Bサイズを選びます。
身長:179cm
体重:60kg
コメント
Aサイズは背もたれの上端が肩甲骨に当たってしまいました。
体重で言えばAサイズも適合範囲ではありますが、リクライニングの柔らかさは調整が可能なので、私は身長基準でBサイズを選びますね。
身長:176cm
体重:70kg
コメント
Aサイズは全く合わない訳ではないですが、全体的に窮屈に感じますね。
座面が数センチBサイズに比べて狭いだけですが、幅に余裕がなく感じてしまうので、ゆったり座れるBサイズのほうを私は選びます。
身長:171cm
体重:56kg
コメント
私の体格はA・Bどちらのサイズも適正範囲に収まっています。
Aサイズの幅も悪くありませんが背もたれのフレームが肩甲骨に当たってしまうため、どちらか選ぶなら間違いなくBサイズを選びますね。
身長:186cm
体重:94kg
コメント
Bサイズでは体がはみ出て肩甲骨が背もたれに収まらない。普段猫背になりがちだから、背骨がS字を描くようなイメージで座った時Cサイズは背もたれが高いからそのイメージ通りに座れます。
環境への配慮
新しいアーロンチェアは再生材料39%、再生可能材料を最大91%使用しています。
アーロンチェアは1994年の発表時に持続可能性の新たな基準を設けました。
そして今回のアップデートでは、チェアの重量を約1.3キロ減らし、室内空間における化学物質の排出量が最小限であるかをテストする米国環境基準「グリーンガード」のゴールド認定を取得して、さらに一歩前進しました。
アーロンチェア リマスタードの開梱方法
2:側面を持ち真上に上げますとアーロンチェア リマスタードが姿を現します。
3:アーロンチェア リマスタードの高さを一番低い状態にしてから座面(写真の赤丸部分)をしっかりと握ります。
4:約20kgの重量がありますので、膝を曲げ腰を落とし脚の力でゆっくりと持ち上げてください。
※写真は初期モデルのアーロンチェアです。
幅68.5 奥行68.5(座面奥行46.0)cm
高さ93.0〜104.5(座面高40.5〜52.0)cm
【梱包サイズ】
高さ:約 100-110cm/横:約70-75cm/奥行:約70-75cmとなります。
(箱サイズはプロダクト毎に異なります)
背部・座部フレーム:ガラス強化熱可塑性ポリエステル、ガラス繊維入りナイロン
アームパッド:セルフスキニングウレタン
脚:ガラス繊維入りナイロン(ナイロン双輪キャスターを標準装備)
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